ここ数年、健康志向もあってハチミツ専門店もすっかり定着!
ビタミンやミネラルがとても豊富で、エネルギーやビタミンの吸収効率が良いバランスの取れた栄養食品。
昔、ハチミツと言えば、アカシア、レンゲ、クローバーぐらいしかイメージ出来なかったのが...
そんな専門店では、蕎麦、タイム、ラベンダー、コーヒー、マヌカなど色々な花のハチミツを扱っているのも魅力。
花の種類は無限大、楽しみも無限大ですね!
イタリア生活2年間ですっかり、イタリアのハチミツの魅力にはまってしまった私。ティーを飲むときに入れたり、パンに塗ったり、そのまま舐めたり... 1ヶ月に一瓶250mlをほぼ1人で消費してしまうこともあるぐらいのハチミツ狂!
Eucalipto & Amaro di Corbezzolo
イタリアのハチミツの魅力は、なんと言っても味が濃厚!
ジョリジョリ感がたまらない、結晶しやすいハチミツも多いです。(日本では結晶してないものが多いですね。人工的に水分を飛ばし、加工熱処理しているとあまり結晶しません。ブドウ糖の比率が高いほど結晶しやすく、ナタネ、ミカン、レンゲはとても結晶しやすいタイプ。ちなみに、アカシアは果糖が多いので結晶しません。)
結晶していることが多い、オレンジのハチミツの
ジョリジョリ感が大好き!おやつ代わりに舐めると言うよりは、バクバクと食べていました!
サルデニア出身のイタリアの元同僚がお土産に、Eucalipto(エウカリプト−ユーカリ)とAmaro di colbezzolo(アマーロ ディ コルベッツォロ−苦い西洋ヤマモモ)のハチミツをくれました。皆さんおなじみユーカリは、良く、のど飴の成分で見かけるとおり、のどに優しい効果あり!
このEucaliptoのハチミツの味はと言うと... 甘露飴や少し味噌のような風味がなんとも美味!
Amaro di colbezzoloは衝撃的な味! ハチミツは甘いものと思い込んでいた私が間違いでした!このハチミツは苦いのです。それも中途半端な苦さではなく、ゴーヤのように... そして、甘い... なんとも不思議な味。キャラメルが少し焦げ付いたような味とも言えるかも。
なんでもAmaro di colbezzoloは、サルデニア島でたくさん取れる珍しいヤマモモのハチミツで、なかなか貴重なものだそう。サルデニア菓子のペコリーノチーズ入り揚げ菓子Sebadas(セバーダス)やペコリーノチーズと合わせて食べるようです。また利尿作用があります。
最初はビックリしたけれど、食べ続けるとハマっていました! ジョリジョリの結晶も粗く、食感もたまりません!
こんな貴重な不思議なハチミツとの出会いを作ってくれた元同僚に感謝!