町の中心部に戻って。。。新しく生まれ変わった中央駅。 そこから伸びる歩行者天国周辺には、飲食店やショッピングエリアが集中しています。 道行く人々はトルコ、インド、東欧、アジアetc.国籍も様々。この町に暮らす人々の国籍が30カ国にも及ぶことからもいかに外国人が多いかがうかがえます。町を歩いているといたる所で“移民の町・ゲルジー(ゲルゼンキルへェンの愛称)”を実感。でもさすがに日本人はいないだろう・・と思わせるような町でもあります。
ところが!なんと日本人もいたのです! 小さなゲルジーでがんばっている日本人の方をご紹介しましょう。
TOKYO TEA ROOM
トーキョーティールーム
Hansemann str.1(am Wochenmarkt) 45879 Tel:0209 / 1 55 19 38
メインストリートをちょっと入った静かな場所にそのお店はありました。
その名も「トーキョーティールーム」。
この辺りには珍しいポップな外観とすっきりした内装は、どこか東京のカフェを思い出させてくれます。
ご主人は在日10年以上という日本通。2003年に日本人の奥様とともに帰国、ふるさとのゲルジーで店を始めました。“ティールーム”の名にふさわしく、お茶にはかなり力を入れています。なかでも日本茶は静岡で自ら選び抜いたものを直接仕入れているほどのこだわりよう。ドイツで(しかもゲルジーで!)こんなにも薫り高い銘茶をいただけるとは夢にも思いませんでした。ドイツのカフェではコーヒーを楽しむ人が多く、お茶はティーパックが主流。ましてやここゲルジーでの起業となると、さぞかしご苦労もあったのでは・・
「お茶を楽しむという文化があまり浸透していないせいか、最初は大変だったんですよ。途中から始めたお寿司が好評で、だんだん常連さんも増えてきました。今ではお寿司と一緒にお気に入りのお茶を楽しむ方が多いです。本物のお茶の美味しさをドイツの方にもっと知ってもらいたいですね。」と奥様。 夏には宇治金時カキ氷もいただけるとのこと。今から楽しみです。
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