ベルリンで住みたいエリアナンバーワン！と言われるプレンツラウアーベルクは、“オスタルジー（「東」時代のノスタルジー）”を強く感じられるエリアの一つです。カフェやショップが集まる刺激的な街でありながら、緑が多く、流れる時間はとてもゆっくり。 この街で暮らすベティーナに、お気に入りの場所を案内してもらいました。普段着のベルリンに出会えるアドレスです。

映画監督のベティーナ。シリアスな作品からは想像できないほどガーリィでチャーミング☆

※ピンクの枠がある写真はクリックすると拡大写真が表示されます。

WOHN ZIMMER ヴォーン ツィンマー LetteStr.6    Tel:030/4455458    10:00〜4:00 カフェの多いプレンツラウアーベルク地区のなかでも特に人気なのがこちら。店名はドイツ語で“居間”。がっちりとしたソファにミトローパの食器（旧東ドイツ鉄道の食器）、といったオスタルジーな空間にどっぷり浸りながら、思い思いの時間を過ごせるカフェです。豊富なメニューはボリューム満点。しかも驚きの良心価格！“第二の居間”のような居心地の良さに、長居してしまうこと必至です。 チーズとオリーブがてんこ盛りの朝食セットは€3！ リュバーブケーキはBIO （オーガニック）。 注文はセルフサービスというラフさがいい。元は飲み屋さんのカウンターだったそう。

Kollwitz Platz

コルヴィッツ広場のマルクト（青空市）

（木・土）   9:00〜16:00

食品の買出しはBIO（オーガニック）の市場で。
コルヴィッツ広場で木曜と土曜に開かれる青空市は、新鮮な肉や魚、チーズやお菓子といった食品のほか雑貨などほとんどがBIO商品とあって地元客のみならず遠方からやってくる人もたくさん。
ここの屋台の豆スープがとってもおいしくて、それも楽しみのひとつです。

見るからに新鮮でおいしそうな野菜や果物たち。みんなイキイキ。	オレンジ型が可愛いジューススタンド。絞りたてのジュースは格別！

数々のオファーを断り、マルクトのみのスタイルを貫くパティスリー。人気商品のカヌレ“Yummy”はキャラメル味とバニラ味。	ずっしり味わい深いパン。トルコのマジパン菓子。 ジューシーなBIOのグミ。 チャイのような “ヨギティー”。

NORA'S

ノラズ

VeteranenStr.9    Tel:030/44040766   10:00〜3:00

ミッテ地区とプレンツラウアーベルク地区を結ぶように広がる公園「Weinbergspark」内にあるカフェレストラン。1杯のお茶でのどかな午後を過ごすのもいいけれど、ここのおすすめは日曜のブランチビュッフェ（€13）。前菜、メイン、デザートまで手作りのお料理がずらりと並び、目移りしてしまいます。たくさんの緑と木漏れ日の中でのんびりといただくごはんは最高に美味しい！夏にはビーチベッドでお昼寝もできちゃいます。 ※“カフェ通り”カスターニエンアレーに続く道Weinbergsweg側からも入れます。

Naan ナーン Oderberger.49   Tel:030/44058414 この辺りで友達と夜ごはんを食べるならここ！メニューの多さと圧倒的な安さにびっくりのインド料理店です。ベジタリアンのベティーナにも嬉しいオクラのメニューが豊富。カスターニエンアレーと交わるOderberger通り、「カウフ・ディッヒ・グリュックリッヒ」の並びにあります。

Written by Pudding.