川崎市麻生区の閑静な住宅街に、フランスのノスタルジックな雰囲気のパティスリー“イルフェジュール”はあります。“Il Fait Jour” (― フランス語) は日本語に直訳すると「日の光が作られる」と訳され、「新しい日の始まり」― つまり「朝日」または「夜明け」という意味。お店には2000年のジャパンケーキショーで大型工芸菓子の部で銀賞受賞をはじめ、国内外の様々なコンテストでの豊富な受賞経験をお持ちの宍戸哉夫オーナーシェフが、厳選された素材の持ち味を最大限に活かしたスイーツが溢れています。
シェフ自らプロデュースした店内は木のぬくもりが感じられる造りで、初めてお店を訪れても思わず「ただいま!」の言葉が飛び出すようなあたたかさがあります。重厚感のある黒い大理石のショーケースには彩り豊かな生ケーキはもちろん、焼き菓子、コンフィズリー、パンがずらりと並びます。しっかり焼かれたサクサクのタルトやみずみずしい国産いちごがたっぷりのショートケーキ、クマの形をしたかわいいプティフール・・・何にしようか見れば見るほど迷ってしまいます。また、見た目の美しさはもちろん、それぞれのスイーツに一番合う素材を厳選して作られるスイーツ達には、シェフのスイーツへの深いこだわりと愛情が垣間見られます。
例えば私達のイチオシ、モンブラン(¥400)。イルフェジュールのモンブランは厳選された国産栗を荒めに濾したマロンクリームを使っていて、和栗の存在感と旨みを心ゆくまで堪能できます。マロンクリームの中は、口溶けの良い生クリームにこだわりの和栗を合わせたムースのように軽いクリームと、一つ一つ丁寧に仕事が施された渋皮煮
(*´∇`*)。土台はビターチョコレートがコーティングされたカリカリのメレンゲで、カリカリの食感とチョコレートの苦味と酸味が和栗の風味を引き立てています。このモンブランにはシェフの素材への強いこだわりが感じられ、また繊細なケーキの構成は、食べた人の心を動かす力が備わっています!
バレンタインには、まるでチョコレートをそのまま食べているような [プティガトーショコラ] \120 がオススメ。濃厚なチョコレートの風味が口いっぱいに広がって、とってもリッチな気分に浸れます♪ フランスの風が感じられるスイーツをあなたも味わってみてください。