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伝統とモダンが紡ぎだす新しいドイツ菓子
≪ マイスターユーハイム ≫
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ドイツのトップクリエイター3名が手掛ける、ユーハイムの新ブランド《マイスターユーハイム》が、伊勢丹新宿店(5/1)と日本橋三越本店(6/4)にオープンしました!
ブランドコンセプトは『クラシック&モダン』。昔から伝えられている良さを残しながらも、スタイリッシュなスパイスを効かせた、ドイツの今を代表するお菓子をつくりあげています。加えて、バウハウスの理念(芸術と職人技を共にするという考え)をベースとしたデザインから、ケーキの形や使用する素材の構成が考えられています。
マイスターユーハイムのフレッシュケーキは、1つの素材から様々な味を引き出し、シンプルに組み立てていくのが特徴。焼き菓子は、ドイツの郷土菓子をデザインや作り方で現代風にリメイクした、ユニークなお菓子が揃っています。今回、フレッシュケーキの中から、特に気になったスイーツを5点挙げてみました。
※価格:各税込み価格
フロッシュケーニッヒ(\651)
思わず、可愛い!と声を上げてしまいました!!まるで、絵本から飛び出してきたようなお菓子です。カエルさんの手と目は、天然色素を使用したマジパンで作られており、口はチョコレート。こちらのケーキに関わらず、マイスターユーハイムのケーキには人工着色料・人工香料は一切使用されていません。ボディはバニラムースとイチゴでつくられていて、見た目にも綺麗。このような遊び心のあるスイーツは、心を緩やかにホッとさせてくれます。
ラバーバ(\546)
ラバーバとは、ドイツ語で「西洋蕗(ルバーブ)」という意味だそう。面白い響きの名前ですね。こちらは、西洋蕗の独特の酸味とフランボワーズを組み合わせた、パステルピンクのふんわりしたムース。周りに添えられたチョコレートがピリッと全体を引き締めています。
シュヴァルツベルダーキルシュトルテ(\525)
ドイツの代表的な伝統菓子を、現代風に変身!昔から伝えられている形では、削られたチョコレートがケーキの上部にのっているのですが、こちらはケーキをチョコレートでグラサージュしており、食感的な新しさも表現しています。白・赤・黒のバランスの美しさが印象的。
ツィトローネン(\420)
まん丸の形が可愛らしいケーキ。果肉入りのレモン果汁を使ったクリームと、パリッと焼かれたパイ、その中にココアの生地が敷かれています。上に飾られたリボンの形はマジパンで作られており、フランボワーズジャムの赤・表面の杏のグラサージュの黄、周りを縁取ったピスターシュの緑がそれぞれを際立たせています。
アグネスベルナウアー(\567)
こちらはノンカフェインのチコリコーヒーを使ったティラミス。コニャックの香りも効いています。実は、このケーキには悲恋の物語が隠されているのです・・・!
15世紀はじめころ、バイエルン州に住む平民の女の子、アグネスベルナウアーが、王子様に恋をしてしまいます。王子もアグネスのことを好きになりますが、身分の違う結婚は許されない時代。それでも、王子は王様に内緒でアグネスと秘密に結婚してしまいます。それを知ってしまった王様は怒り、彼女を川に突き落として死刑にしてしまいます。そのことを可哀想に思った人々は、アグネスを偲んで教会を立て、今でもこの地方では「アグネスベルナウアー祭り」が催されるそうです。そして、このケーキもアグネスを思ってつくられたものだそう。
ドイツのお菓子にはこのようなお話のケーキもあるなんて、興味深く感じました。
アントルメでは、ドイツ名物・クアルクチーズを使ったチーズケーキ“ケーゼトルテ”(\1,575)や、“マリエンブルク(モーン)”(\2,100)という、けしの実があしらわれたケーキなども揃っています。こちらのマリエンブルクというお菓子の形はお城を表しており、ドイツの歴史ある型でつくられているそうです。
センスが光る、ドイツのモダンスイーツをつくり上げた方々は3名のトップクリエイター。
写真向かって左から、国内外のコンテストで優勝経験豊富な菓子職人、ベルント・ジーフェルト氏、ミシュランの星付きレストラン「ファウ」のオーナーシェフ、コルヤ・クレーベルク氏、そしてデザインを手掛けたのは、ドイツでも指折りのデザインスタジオであるペーター・シュミット・グループのアーミン・アンゲラー氏です。
魔法のようなエッセンスが加わった《マイスターユーハイム》のドイツ菓子の数々・・・!
シンプルながらも味わい深く、作り手の温かな想いが感じられるスイーツです。
マイスターユーハイム
■ 伊勢丹新宿店 地下一階
所在地: 東京都新宿区新宿3-14-1 電話(大代表): 03-3352-1111
■ 日本橋三越本店 本館地下一階
所在地: 東京都中央区日本橋室町1-4-1 電話(大代表): 03(3241)3311
■ ユーハイムグループURL: http://www.juchheim.co.jp/index.html
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