ショコラ好きにとって、絶対外せない新宿伊勢丹で開催されるサロン・ド・ショコラ。満を持して行ってまいりました★甘〜い香りに包まれた会場は、お客さんでいっぱい!5回目となる今回は、初参加のルクセンブルグを加えた全12カ国・約60のブランドが登場しています。またショコラの原料カカオに注目し、会場には大きなカカオの木や、生カカオの試食、カカオの木の育成ビデオが上映されています。
これが[パレドール]!カリッとしたクーヴェルチュールの中から、とろ〜りガナッシュ。
その中でもひときわ賑わいを見せていたのは、フランス国外初出店の、〈ベルナシオン〉。リヨンで100年以上の歴史を持つ老舗ショコラティエの生み出すショコラは、仕入れたカカオから作る“すべてが自家製のショコラ”。門外不出といわれるショコラは、パリでもなかなかお目にかかれない超貴重なものです。「この機会を逃してはならぬ!」とばかりに購入してきました、かの有名なスペシャリテの[パレドール]!一口齧るとカカオの優しい香りと風味・・・そして酸味と力強く深い味わいが顔を出し、最後は華やかで香ばしさが印象的な余韻・・・どれをとってもまさにスペシャルなショコラです。
〈アンリ・ルルー〉のブース。ショーケースの中身の豊富さに目移りしちゃいます。
品揃えで他を圧倒していたのは〈アンリ・ルルー〉。言わずと知れた銘品[キャラメルC.B.S.]の他にもボンボンショコラ、タブレット、C.B.S.入りのタルトにケークと目移りしてしまいます。サロン・ド・ショコラ期間中と2月1日から14日までの期間限定出店ですが、間もなく伊勢丹新宿にいよいよ正式出店の予定とのこと。絶品のキャラメルをはじめとしたスイーツをいつでも楽しめるようになるのは嬉しいかぎりですよね★今からもとっても待ち遠しい・・・♪
〈ジャン=ポール・エヴァン〉のブース。入口から見ると、まさにギャラリー。
まるでギャラリーのようだった〈ジャン=ポール・エヴァン〉や、ギー・ウンタライネ氏の絵画とコンフィチュールのコラボが印象的な〈メゾン・フェルベール〉など、普段とは違ったお店の顔が見られるのも楽しみの一つ。他にもお馴染みのカラフルな[ピラミッド]にトリコロールカラーが印象的な新作[サブール]が加わった〈プラリュ〉やブルゴーニュ産の果実を使ったガナッシュで知られる〈ファブリス・ジロット〉、カラフルな半円型の美しいショコラが印象的な〈パトリック・ロジェ〉などフランスの有名店がズラリ。
〈プラリュ〉の新作[サブール]のピラミッド!!
他にもドイツの〈コペヌール〉、イタリア・トリノの名店〈グイド・ゴビーノ〉、香り高いシャンパントリュフが有名なスイスの〈ステットラー〉、日本の洋菓子界を支える名パティシエが数多く修行した初登場でルクセンブルグ名店〈オーバーワイズ〉、そしてこちらも初登場、1851年創立・1900年のパリ万博にも出店した由緒あるロシアのブランド〈オクトーブル・ルージュ〉などなど、本当に世界各国から名店が会場に集結。
〈テオブロマ〉の土屋シェフとルルー氏を発見!
日本からは、日本屈指のショコラティエ・土屋公二シェフの〈テオブロマ〉、WPTC2006で日本代表副キャプテンを務め、準優勝に導いた和泉光一シェフの〈サロン・ド・テ・スリジェ〉などの人気店がズラリ。また、日本人としてパリのサロン・ド・ショコラに初めて参加した渡辺美幸氏の〈ラ・プティット・ローズ〉や、パリでもっとも有名な日本人パティシエ・青木定治氏の〈パティスリー・サダハル・アオキ・パリ〉、またベルギー出身の名ショコラティエ・フレデリック・スケルター氏の〈フレデリック・スケルター〉、ピエール・エルメ氏に従事していた若き鬼才、ステファン・ヴュー氏の〈デカダンス・ドゥ・ショコラ〉といった日本と海外が融合した注目店も年々増えていることも実感できました。
私Parfit が独断と偏見で選びました、とにかくラブリーなショコラをご紹介!
■アーティザン・ドゥ・ショコラ
ロンドン発のブランドです。日本人女性と宝石の美しさにインスパイアされて生まれた[ジェム]。パッションのガナッシュをホワイトチョコレートでコーティング。ピンクと白のカラーリングが女心をくすぐります★
■キャギ・ド・レーブ
日本発の新ブランドです。鍵モチーフのトリュフ[キャギ・ド・トリュフ]は、一粒ずつ手作業で選別した、印象的な酸味のマダガスカル産カカオを使用したこだわりの逸品。
■ベルアメール
目黒にある有名店のブースで発見★[パレクリュローズ]はバラのつぼみとハートのプレートショコラにやられました!サロン・ド・ショコラ限定です。